今日から7月
2021.07.01
縦走6日目。昨日は雷雨による停滞。
今日は297座目の石狩岳(いしかりだけ)を登るために、大雪山系の主稜線から外れ、宿泊地となる沼ノ原キャンプ指定地を目指す。
まずは、2日間過ごしたヒサゴ沼から化雲岳(かうんだけ)山頂へと登り、2日ぶりにTORQUEの電波が入った。気になる最新の天気を確認。気がかりは今日と明日の予報。一番の心配は雷雨になるかどうか。
調べた結果、今日は雷雨にはならなそうだ。しかし、明日は午前中のみの晴れ、昼前から雲が多くなり、雷雨になる予報となっていた。あとは、予報が変わり穏やかに2日間が過ごせることを願うしかない。
五色岳(ごしきだけ)への道すがら、ホソバウルプソウに出会った。独特な形に足を止め、じっくり見つめた。少し白馬岳のウルプソウよりは、色が薄く(薄紫)、背丈が高かった。
五色岳から広い尾根を沼ノ原へと下っていく。五色ヶ原にも花が咲いているはずだったが、雪渓が多くのこり、花の姿は全くなかった。
そうして、低くなる雲に合わせるように、標高1450メートルまで下がった。沼ノ原に出ると、大小の池塘が点在する湿原が広がった。テーブルマウンテンのような地形のため、地図からの印象よりも見た目はすごく広大に感じた。
6日目の午後は結局、雨が降ることはなく、大沼の畔でテントを張り、ラジオからの音楽や声を聴きながらのんびりと過ごせた。明日はこの縦走中最もタフな1日となる。
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