440㎞完歩
2021.05.21
浦河町(うらかわちょう)を出発してから18日目。やっと290座目「羅臼岳(らうすだけ)」の麓、羅臼町(らうすちょう)中心部に到着した。
歩いてきた距離を計算すると440㎞(寄り道も含め)になっていた。
歩きだす前は「長いなぁ」と思っていても歩き終えてしまえば、不思議と「あっという間だったなぁ」と思えてしまう。
海岸断丘と海とのわずかな平地にひしめくように家が建ち並び、「昆布御殿」と聞く立派な母屋もいくつもあった。
町の中心部を流れる羅臼川にかかる橋から、早速、圧倒的な存在感のある羅臼岳が見えた。ほぼ海抜0mから見ているからだろうか。とても高い山に見える。
さぁ明日登るぞ!といきたいところだが、明日から数日の雨予報。
440㎞歩き、季節も進んだ。道東の3座はリズムよく登り、十勝大雪へと繋ぎたかったが、そう簡単にはいかない。羅臼岳でも、我慢比べとなりそうだ。