日記

7年前足を引きずり歩いた道のり
2021.04.09

昨日までの疲れが残る中、次なる縦走の地「日高山脈」へ向けて宿を出発。
休みを取りたいところだが、この旅最難関となる日高山脈縦走のことで頭がいっぱいだ。

占冠村(しむかっぷむら)、湯の沢温泉から日高町日高への道のりを行きながら、7年前日高山脈幌尻岳(ぽろしりだけ)登頂の時、痛めた右足を引きずり歩いたことを思い出していた。
あれから、7年もの月日が流れていたことに、この旅の長さを感じずにはいられない。

晴れ間が出たり、雲が立ち込め薄暗くなったり、突然風雪が強まったりと、はっきりしない天気に、まだまだ北海道の春は先だと告げられているようだった。

日本一寒い村でもある占冠村の道の駅にて昼食。久しぶりの日本一と出会えた。
地元の方々からは「いつもテレビを見てますよ!頑張って下さい。」との声。旅が再開したことを改めて感じる一時だ。
日高峠を越え、間もなくすると眼下には日高町日高の町並みが見えてくる。
明日の予定は縦走準備と休養ではあるが、先ほど見た天気予報からは、すぐに発つことはできそうなさそうだ。
とにかく、今は1日でも多く天気が安定する日が増えることを願うしかない。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです