日記

男爵いもはなんで男爵?
2020.10.03

昨晩から雨が降り出し、今日は日中まで降り続く予報だ。
きっと寒いだろうと出発から雨具を着込み、傘を差し歩いたが、予想以上に暖かかった。
そのため、直ぐに雨具を脱ぎ、傘を差しながら、七飯町(ななえちょう)を目指した。

当初、函館にも立ち寄る予定だったが、本格的な冬の到来が迫る中、寄り道は最小限にする事に決めた。
七飯町に入ると雨は上がり、青空が出始めた。昼食は週末で混み合う「ラッキーピエロ」へ。ご当地バーガー日本一になったこともある函館発祥の有名店だ。
この店の看板メニューはなんといっても「チャイニーズチキンバーガー」だ。カリカリに揚げ甘辛いタレをたっぷり染み込ませチキンを、レタスとマヨネーズと共に大きなバンズでサンド。これが一度食べたら忘れられないほどにうまい!中学校の修学旅行で初めて食べてから、函館近郊に来たときは必ず食べている。今回は5年ぶりに味わった。
チャイニーズチキンバーガーにポテトのサイドメニューとオムライスも注文。さすがにちょっと食べすぎだった。

そのあとは、5年前はなかった道の駅に立ち寄った。ガラナソフトクリームを食べながら、好青年が繰り広げる大道芸に一喜一憂した。
そして、彼の一言に共感を覚えた。
「YouTuberのようにネットなどで手軽にいろんな映像が見れる時代です。ですが、僕は本物を、曲芸の技の凄さを直接見て感動してほしい。その思い一つで今もこうして続けています。」
僕も似たような思いがある。地道に歩き登り続けるこでしか得られないことがたくさんある。自然の息づかいを五感で味わえた時の感動はネットや映像だけで得ることは難しい。
技の完成度と見ている人を惹きつけるパフォーマンス力にチップを帽子に納めた。

それから、道の駅にて日本一の自家用車ロコモービルも見学。
さらにこれまでなんの疑問も持たずに食べてきた「男爵いも」。川田男爵という方が欧米から持ち帰り、七飯町にて初めて栽培したことに始まりだという。厳しい環境でも安定して収穫できたイモが、たくさんの人たちを飢えや凶作から救ったことで愛着を込めて「男爵いも」と呼ぶようになったそうだ。
これは「ちこちゃん」で出るかな~?

 この日記に書かれている場所はこの辺りです