なんとか前進
2020.07.24
4連休最終日まで小安峡(おやすきょう)温泉へと前進する事が出来なくなるところだったが、運良くキャンセルが出たので、予定より3日遅れで秋ノ宮温泉郷を出発できた。
宿の方や地元の方々に見送られ、泥湯(どろゆ)温泉と川原毛地獄(かわらげじごく)を抜けていく、こまち湯ったりロードへと入った。
川原毛地獄までは斜度10%の上り坂が続いた。出発から3時間ほどで川原毛地獄に到着。前回は15分ほど下ったところにある、温泉が流れ落ちる滝に入ったが、今回は先に泥湯温泉へ立ち寄り湯をする事に決めていた。
入り口で写真を撮り、混み合う前に泥湯温泉への坂を下った。間もなく眼下に立ち上る湯気と泥湯温泉が見えた。前回は駆け抜けてしまったため、今回は入りたかったのだ。
1時間ほど、2つの源泉を堪能して、隣接の蕎麦屋で腹ごしらえをし、少し小走りに小安峡温泉へと長い坂道を下った。
朝は秋ノ宮温泉、昼は泥湯温泉、そして夜は小安峡温泉と温泉ざんまい、温泉のはしごの1日だ。
標高が低くなり、暑さが強くなる中、小安峡温泉へと続く国道に合流した。
小安峡温泉の名所の一つ、大噴湯(だいふんとう)付近は観光を楽しむ人の姿がたくさんあった。さらに、5年前に一度だけ食べた秋田県名物のババヘラにも出くわした。しかし、喜んだのも束の間、ちょうど売り切れとなってしまった。
気を取り直し宿へことに。
他県からのお客さんが多かったが、感染対策をしっかりされていることが分かり、一晩安心して利用する事ができた。
明日は懐かしさもある栗駒山中腹の須川高原(すかわこうげん)温泉へと長い長い上り坂が待っている。