日記

金山へ
2020.07.18

久しぶりに荷を背負っての歩きで、予想よりも疲れが残り、今朝は身体が重い。
しかし、旅に帰ってきた、旅が再び動いたことで、気持ちは晴れやかだ。
体が慣れるには1週間くらい歩き続ける必要があるため、気持ちに焦りはない。

これまで平坦な田園風景だったが、山あいには棚田が広がる。昨日よりも少し蒸し暑さを感じながら、大学1年生の時に出場した、全日本スキー選手権大会会場の前を通り過ぎ、真室川(まむろがわ)の上流にある金山町(かねやままち)へと緩やかに登る道を進んだ。
羽州街道(うしゅうかいどう)の宿場町でもあった金山町。中心部の街並みは風情があり、中を抜ける用水路の大堰は夏の暑さを涼ませてくれる。足湯ならぬ足水で熱を帯びた足を冷やした。

その後、金山川の源流、神室山(かむろさん)の懐へと歩を進めた。
見上げる山は雲の中だったが、いよいよ3ヶ月ぶりの登山が目の前だ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです