飽海三名瀑の一ノ滝へ
2020.05.28
一昨日の十二滝に続いて、トレーニングで向かったのは鳥海山の裾野にある「一ノ滝」。
距離は十二滝よりは短いが、標高差はかなりある。大きなアップダウンもあり、なかなかタフな道のりとなると予想した。
40キロ走の疲れが筋肉に多少残る中、3時前に出発。じわじわとペースを上げた。走り始めて1時間、滝までの長い上りとなる。県内で連日熊の出没が報道されていたため、ペースを上げて、いつも以上に息遣いを荒く大きくした。出発から1時間40分ほどで新緑のトンネルの先に、「一之瀧神社」と書かれた鳥居が見えた。
鳥居をくぐり、谷へと下りていくと、滝の轟音だけが聞こえてくる。
日陰は少し肌寒く、下りきるとそこに2つのお社があり、双方に挨拶をしてから、一ノ滝の見える場所へとさらに階段を下りた。そこは滝を見下ろすような感じの場所で、滝つぼからの吹上が激しかった。高さは20メートルほどだが、水量は多い。滝の裏は空洞となっていて、二つの地層がくっきりと見え、このあたりの地形溶岩流によってできたことがよく分かった。
ここから上流には二ノ滝、三ノ滝と続くようだが、登山道となるため、今回は見に行くことはあきらめた。ここまでの上りで思った以上に体力を消耗してしまったため、帰りはほとんど下りだったが、脚にはもうほとんど力が残ってはいなく、ジョギングペースでタラタラと家路についた。