再開された日帰り温泉へ
2020.05.25
14日に39県の緊急事態宣言が解除され、その後山形県内の各自治体でも、様々な業種の自粛解除が日に日に増えていった。今いる酒田市でも同様に。しかし、お世話になっている地域の雰囲気は、その前も今もさほど変化はない。
感染者の数や感染リスクの低さからなのだろうか。ニュースでみる首都圏のような緊迫感はない。これまで、緊急事態宣言解除後も外食や入浴施設の利用など、自粛要請がされていた施設の利用は避けてきた。それを、今日は自分の中で一つ解除することにした。
なぜなら、これまでの1ヶ月以上、感染防止のために徹底して、お世話になる地域の人たちとの交流をできるだけ避け、自分が住んでいることでの影響が出てはいけないと、行動に気を付けてきた。そのため、一人での時間は長くなり、1日誰とも話さない日も多く、5月に入り、気持ちが沈む日が1週間に一度はあった。
まだ、感染の怖さはあったが、少しだけ地域の人々が取り戻しつつある日常を感じるためにも、自分自身が少し安心するためにも、沈んだ気持ちをリフレッシュするためにもと、近くの日帰り温泉へ行った。
夕方に行ったため、利用者の多くは仕事を終えた地元のおじちゃんばかり、浴室で飛び交う声は聴きなれない荘内弁。入れ代わり立ち代わり、顔なじみが出入りしていることがよく分かった。日帰り温泉は地域の憩いの場の一つであり、皆が再開を喜んでいることがよく分かった。
その雰囲気にまた来てもいいなと思う自分がいた。
※新型コロナウイルスに関する情報は5月25日時点でのものですので、ご注意ください。
※酒田市内に滞在中の「この日記に書かれている場所はこの辺りです」は「酒田市役所」とさせていただきます。