乗り遅れて…
2020.05.07
国内では4月上旬から始まった外出自粛要請。海外ではロックダウンなど、1ヶ月以上前から外出が自粛や禁止となっている。そのような状況で、家の中での生活を強いられる人々の間で、SNSなどを使って交流する、様々な活動が話題になっていた。
その中の一つが「プッシュアップチャレンジ」だ。調べると、始まりはアメリカからで、、1人目が6回腕立て伏せをして、友人などに6人を指名して、指名を受けた友人たちも6回腕立て伏せをして、それぞれが他の友人たち6人を指名して、計36人にこのチャレンジをつないでいくらしい。日本では、なぜか10回だったり、指名が1人だったりしているが、このチャレンジの真意はわからない。たぶん、「みんなで頑張ろう」「みんな一緒だ」というメッセージが込められているのだと解釈していた。
自分にも来るのか来ないのか…と毎日、SNSを見るたびに思っていたが、少し落ち着いてきた昨日、親友から電話が鳴った。電話の内容は「プッシュアップチャレンジが回ってきて、よーきに回してもいいかな?」という確認だ。律儀な男だ。
このチャレンジにほんの少し違和感があったため悩んだが、他の人には回さずに自分で終わらそうと考え、応じることにした。
それで、ただ動画をアップするだけでは面白くないと考え、よく使うカメラ機能のタイムラプスを使うことにした。タイムラプスとは1秒から数秒の間を空けて連続写真を撮り続け、それを最終的につなげて再生すると動画のようになる機能。風景や町など長期間の変化を撮影するのによく用いられる。したがって短時間の撮影には不向きなのだが、それを逆手に取り、自分がすごくゆっくり動くことで、タイムラプスなのに普通の動画のように再生されるようにしてみた。それが最終的にアップされた動画だ。
動画を見ると5秒ほどで10回の腕立て伏せをしているようにみえるが、本当は15~20秒かけて一回の腕立て伏せをしているため、10回するのに3分ほどかかっている。
想像以上に筋肉的に厳しく、連続でできないため、何度も失敗した。それで最後の最後にできたのがアップした動画だ。もう少しなめらかに最後まで続けたかったが、最後は少し早くなってしまった。
[動画URL(Instagram)]
https://www.instagram.com/p/B_4zYk4gMKY/
※新型コロナウイルスに関する情報は5月7日時点でのものですので、ご注意ください。
※酒田市内に滞在中の「この日記に書かれている場所はこの辺りです」は「酒田市役所」とさせていただきます。