日記

帰ります。
2020.01.21

昨晩は少しだけ雪が降ったようだ。例年なら一晩で1メートル以上積もったこともあるが、今朝は標高750メートル付近で20センチほどだ。過去には今の時期に一晩で2メートルを超えたこともあると宿のご主人が笑って話した。

笑顔で見送られ、郡山へ向けて安達太良山(あだたらやま)の中腹より下った。
当初の予定では、一切経山(いっさいきょうざん)のあと、約110キロのロードを歩いて那須連山の二岐山(ふたまたやま)へと登ることにしていた。
しかし、今年の冬は雪があまりにも少なく、先日の安達太良山を登った時のように、中途半端に雪を被った灌木が行く手を遮り続ける状況となった。また、南会津町と日光市の境にある男鹿岳(おがたけ)と荒海山(あらかいざん)を、積雪量が多くなる2月末に登ることとしたこともあり、那須連山の2座もその時期に登る方がいいと判断した。

今いる二本松市から自宅のある神奈川県までの約300キロを歩いて帰る。
決して楽な距離ではないが、休養を入れて10日ほどで帰宅できる計画だ。
日差しは十分、標高が下がると辺りの雪はあっという間無くなり、雲に見え隠れする安達太良山に見送られて、一時帰宅へと走り出した。
今日は約30キロ、明日は郡山から白河市まで、今年初の40キロを走る。1年前も歩いた国道4号線を歩き続けることになる。
交通事故にあったり、体調を崩したりしないように注意しながら、淡々と歩く。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです