昔を懐かしむ
2020.01.12
西吾妻山から下山し、一夜明け、降り積もった雪で気持ちいい朝を迎えた。昨日の予報では、全国的に雨または雪の1日になるはずだったが…。空は青空、太陽が眩しく早稲沢(わせざわ)の集落を照した。
未だ凍るまでには、寒さと降雪、時間が必要な桧原湖(ひばらこ)には、大きなワカサギ釣り用の移動式テントがいくつも湖上に浮かんでいた。3連休2日目のため、県内外からの車がたくさん停まっていた。朝早くからワカサギ釣りを楽しんでいるようだ。
湖畔沿いを歩いていると、桧原湖ごしにキレイな磐梯山が見えた。
朝から良いことがあった。
裏磐梯の中心部に昼前に着くと、グラウンドや林間では、クロスカントリースキーの練習をしたり、楽しむ人の姿があった。
たくさんの小学生が、元気に友達と競うようにグラウンドを滑る姿に、自分の小学生時代の思い出が蘇った。
雪は少なくとも、できる範囲でクロスカントリースキーを楽しむ姿を、少しだけ羨ましく眺める自分がいた。
中心部には、裏磐梯のスキー場へ向かうたくさんの車が、これから向かう猪苗代町方面から上がってくる。その車とすれ違うように、猪苗代町へと下った。
途中で昼食に、北塩原村名物の山塩ラーメンでお腹を満たし、徐々に雲が集まり始めた安達太良山へと、6年前の夏にも駆け抜けた道のりを上った。
少しずつ無くなる青空を見上げながら、この天気だったら、吾妻連峰縦走は可能だったなーと悔やむ一方で、この天気を果たして2日前の朝に読めたか!?いや、読めなかったと自問自答した。
この時期の天気予報は本当に難しい。たぶん、安達太良山もすんなりと登らせてはもらえないだろう。