日記

正月休みは今日まで
2020.01.05

会津若松市での停滞も1週間が過ぎた。
正月休みは最終日。ギリギリまで故郷で正月を過ごした人は少なくないだろう。
昨日、週間天気予報を見て愕然としていた。なぜなら、数日前の晴れ予報が消えて、雪予報となっていたからだ。しかし、夕方の天気予報で7日に午前中だけ晴れる可能性があると分かり、慌てて荷をまとめた。

会津若松市での滞在が10日まで延びてしまうかもしれないと覚悟を決めていたが、なかなか新年がスタートしたにもかかわらず、山へと出発が出来ない状況に、正直には焦りが募っていた。
厳冬期となり、12月以上に先の天候は読みにくく、予報通りとはいかない日が多くなるが、山のコンディションに機敏に対応できるよう、登山口の近くの宿での滞在が望ましいと考えた。

5日朝、窓の外は一面真っ白となり、会津盆地にもようやく冬が来たような感じだ。吹雪く会津若松市内から、久しぶりに重装備のバックパックを背負い、磐梯山の麓、猪苗代町を目指し歩いた。
ようやく、3年目が動き出した。
ただ、今日は足慣らしの18キロほど。本格始動は明日からだ。

一日中吹雪となり、会津若松市内では5センチほどの積雪も猪苗代町に入ると15センチほどとなっていた。今シーズンの雪不足により、スキー場は営業ができていない。
雪を生活の糧としている人々にとって、恵みの雪となっただろうか。

6年前にもお世話になった押立温泉の旅館に夕方到着した。明日は冬の磐梯山を知るための下見登山となる。
1年目、2年目と元日から歩き出してきたが、3年目は東北の冬を相手にしているために、思い通りには行かない。だが、初めての会津若松市で新年がスタートする経験をさせてもらい、とても有意義な時間となったことは間違えない。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです