日記

今年最後の晴天
2019.12.29

今年も残り3日となった朝、すっきりと晴れていた。そして、会津若松市に入って初めて、次の山、磐梯山(ばんだいさん)が市内からもはっきりと見えた。思わず「今日だったか~」とこぼれた。

自分の予想と天気予報が外れてしまったが、年末は会津若松市内でのんびり過ごしたいという気持ちも大きかったため、意外とすんなりとこの状況を受け入れることができた。
この時期の少ない好天を逃してしまったことが、来年の旅にどう影響するかは分からないが、ここまで天気予報と毎日にらめっこを続け、通りすぎる里を味わうことができていなかったため、会津若松市での時間は、少しだけ流れを変えるいいきっかけとなる気がしていた。

地元の人たちも、この時期に雪が無いことに驚かれているほど、冬らしくない好天の中を、初めての会津若松観光を楽しんだ。
田園地帯を歩いて、磐梯山や飯豊(いいで)連峰を眺め、駅前の帰省してきた人通りと新年を迎える準備が進む町中を抜けて、郷土料理の田楽を味わった。さらにお腹休めに散策を続けて、鶴ヶ城の石垣と天守閣を見て、久しぶりに興奮していた。

3時のおやつに、できたての会津若松名物のあわまんじゅうを頬張り、市内をぐるぐると散策。今年も残り2日と少しとなった。
寝る前、元日までの詳細な天気予報を確認。どうやら元日登山は難しそうだ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです