昨日の快晴はサンタさんからの1日限りのプレゼントだったようだ。
朝から重たい空となり、向かう会津若松方面の谷間には、那須連山が見えていた。
5年前の夏にここから見たはずの景色だが、あのときは連日の暑さと、毎日50キロを超える日々に、体がかなり悲鳴をあげていたためだろう…記憶にない。ただし、会津田島でお世話になった旅館や、毎年成人する子供たちが運営をするという盆踊りの思い出はしっかりと残っていた。

それで、田島の町内を通過する際に、5年ぶりに旅館を訪ねることにした。女将さんと再会し、お茶をいただきながら、当時のことや最近の町のことなどを話すことができた。そして、優しい笑顔に見送られて、来年3月にまた来ることとなる南会津町内をあとにして、下郷村の湯野上温泉を目指した。

近づく那須連山も、午後になると雲がさらに低くなり、雨が降りだした。冷えた体を貸し切りとなった温泉でゆっくりと温めて、会津の味覚をたっぷりといただき、あっという間に夢の中へと落ちていった。
今年もあと5日、明日は楽しみにしているソースカツ丼が待っている。