233座目~240座目を振り返って
2019.12.02
今年も残り1ヶ月を切った。12月はあっという間だろう。11月を振り返ると、ほとんど山に登れていないことが分かる。
[ 233座目 金北山 ]
佐渡島初上陸はシーカヤックで。奇跡的に晴天が続き、大佐渡の主峰へ。眼下の国中平野や紅葉が長閑で美しかった。もう少しゆっくりしたかったが、季節がそうはさせてくれなかった。
[ 234座目 二王子岳 ]
4年前は猛暑の登山、山を味わう余裕はなかったが、今回は晩秋となり、黄葉から霧氷へと、山は一足先に冬が始まっていることを感じた。山頂の賑わいは前回同様だった。
[ 235座目 摩耶山 ]
二王子岳から山形県へと北上する決断をした。判断の正否は分からない。初登頂の山頂からは雪化粧の鳥海山、月山、朝日連峰、そして、飯豊連峰が見えて、心中穏やかではいられなかった。
[ 236座目 月山 ]
来年の2月末に登る予定を変更して、冬の始まりを告げる月山へ。1日の下見を設けて、2日目に5年ぶりの山頂へと立たせてもらった。
これからは、これまで以上に一座一座しっかりと時間をかけて、向き合っていく必要があると感じた。
[ 237座目 以東岳 ]
厳冬期になる前になんとしても縦走を。3日間の降雪により麓にも雪が。緊張の初冬の朝日連峰縦走へ。4年前は暴風雨の中の登頂、2度目にして本当の初対面となった。夏山では感じ得ない遠さがあった。
[ 238座目 大朝日岳 ]
台風の影響により、天候急変。2日間の避難小屋での停滞明けは、見事、穏やかな晴天となった。これまで一度も晴れたことのなかった朝日連峰の晴天の景色をこの目に焼き付けることができた。
[ 239座目 祝瓶山 ]
朝日連峰の鋭峰。雪は暖気の影響によりほとんど溶けたが、光輝く霧氷で、鋭さが際立っていた。山頂からの眺めも抜群で、祝福されているかのようだった。
[ 240座目 杁差岳 ]
連日の荒天予報により飯豊連峰縦走は断念。1泊2日で区切りの一座へ。山頂避難小屋は室内でも-5度、翌朝は晴れて、美しいが人を寄せ付けない厳しさを飯豊連峰の主峰からびしびし伝わってきた。