観測史上最大クラス
2019.10.12
日本列島をすっぽりと覆ってしまうほどの、超大型の台風19号。当初は台風が通過するまえに谷川連峰の縦走を終えたかったが、今回は予報進路通りに接近してきてしまった。
そして、上陸前から雨が降り出した。
11日は曇りだったため、谷川岳肩の小屋までは行けそうだったが、稜線小屋で台風通過を待つよりも、巻機山の麓の宿で停滞する方が、よりリスクは低いと判断し、早めに停滞することを決断した。
佐渡島へのシーカヤックによる横断の猶予が残り少なくなる中で、自然はなかなかこちらの思い通りに先へと進ませてはくれないようだ。
窓ガラスから外を覗くと、雨は時間とともに強くなって行く。夜のうちに、今いる新潟県に台風が最接近し、夜中何度か窓や壁を風が強く打ち付け、ガタガタと揺れるたびに目が覚めた。
今はジッと待つしかない。明日夜が明けた時に、今回の台風がもたらす影響が少しでも小さく済んでくれることを祈った。