ラフティングガイド
2019.10.05
今日は約2年ぶりに利根川をラフティングボートで下る。さらにただ個人的に下るのではなく、お客さんを乗せてラフティングツアーとして下る。
ラフティングガイドとして利根川を下るのも2年ぶりのこと、同じ川でも毎年少しずつ変わる川に、緊張していた。どんなに熟練のガイドでも、ツアーガイドをする前に必ずトレーニングはする。事前のトレーニングをする時間がなかったため、トレーニングを終えているガイドに同乗してもらうことで、ツアーでボートをコントロールすることができる。
ということで、親友のガイドに同乗してもらいツアーに参加することになった。
昨晩の雨により、川の水量が少し上がり、スタート地点が予定よりも上流へと変更された。お客様が全員カッパクラブに集合し、ツアーの準備がスタート。カッパクラブからスタート地点までは、4.5キロ上流のため、着替えを始めるタイミングで、走って先に向かった。
お客様は参加人数により、バスやワゴン車にて、スタート地点まで送迎されるが、人力のみでの旅中のため、もちろん車には乗ることができない。ツアーに遅れないようにいいペースで走った。
ちゃんと遅れることなく、スタート地点に到着し、準備を整えてから、久しぶりの利根川へとラフティングボートで漕ぎ出した。
2年ぶりの利根川は、手頃な水量で、次第に感覚を取り戻していく。
しかし、当然だが納得がいくほどの水準ではなかった。それでも、ツアーに参加していただいた皆様は大満足の時間となったといってくれた。そして、改めてラフティングは奥が深く、尽きることのない魅力あるアウトドアスポーツだと感じていた。
ゴール地点からカッパクラブまでは約1.5キロ、そこももちろん走った。お客様が乗る自動車との競争となった。利根川からカッパクラブまでの標高差100メートルの坂を駆け上がり頑張ったが、さすがに間に合わなかった。しかし、その姿を車からみるお客様は大喜びだったようだ。これもエンターテイメントだと思えば、頑張り甲斐もある。
走ったり、久しぶりのラフティングガイドということもあり、さすがに午後は、明日に備えて休養することにした。
夜は、カッパクラブのスタッフやその家族など、大勢集まってのバーベキューを開いてくれた、以前よりも新しい家族が増えたり、子供たちが成長している姿が見られて、とても楽しい時間となった。みんなへの感謝と旅を終えたあと、再び帰ってきたい思いで溢れた。