再び奥秩父主脈へ
2019.09.01
相変わらずの天気予報通りとならない空模様の中を、三徳(さんとく)から甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)の登山口とへと出発した。乾徳山(けんとくさん)を登るために奥秩父主脈縦走路を離れたが、2日間の休養を挟み、4日ぶりに戻る。
縦走後半は甲武信ヶ岳から瑞牆山まで、奥秩父の主峰たちが続く。
1日目は西沢渓谷入り口から徳ちゃん新道を登り、甲武信(こぶし)小屋まで、一気に標高を上げる。地図を見ると等高線の幅が狭く、登り始めからかなりの急登となりそうだ。どんな道でも、初めて登るルートは新鮮で楽しい。
道の駅にて行動食を買い足したり、少し腹ごしらえをしたりした。行動食には甲州名物の信玄餅も加えることにした。
西沢渓谷入り口には週末を楽しむたくさんの観光客が歩いていた。登山口に入ると人の姿はパタリと無くなり、登り始めて10分で早速の急登が始まった。
2日間も休んだおかげですっかり体は回復。元気いっぱいに力強く登り、どんどん標高を稼いだ。短い距離で標高を稼ぐから「ドル箱」ならぬ「ドル坂」として、急登が来る度に「ドル坂来たぁ~!」とペースも上がった。
日中は結局、雲は晴れることなく、初めて宿泊する甲武信小屋には予定より大幅に早く、14時前に到着した。ちょっとお腹がすいたため、うどんを注文し、夕食までの時間は、薪ストーブのいい香りが漂う、丸太小屋のいい雰囲気の中で、昼寝をした。
心地よい時間が流れ、夕食はおかわり自由のカレーをたらふく頂き、翌日に備えて早めに就寝した。翌日の予報は朝からいい感じとなりそうだ。
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