日記

雨に打たれて
2019.08.19

全国的に不安定な大気の影響で雨が降る中、山梨県はぽっかりと晴れていた。そのため、朝から蒸し暑く、昼前には国道沿いの温度計は34度を示していた。国道を離れ、暑さから逃げるように本栖湖への近道となる峠越えの登山口へと向かった。

しかし、林道を歩いている最中、頭上の分厚い雲が目に入った。明らかに1時間も経たないうちに、雨が降ってくることが、匂いでも分かった。
気温から考えて、雷雨になる可能性も高かったため、なんとか降りだす前に越えたい気持ちが高まった。だが、地図にある登山道はなく、それどころか地図に無い道があり、焦り始めた。地形を読みながら、地図に無い道をうまく利用しながら、なんとか目的の尾根に登ったが、予想通り降りだした。それが、想像以上の土砂降りとなり、まるでスコールのようだった。

幸いにも雷鳴はなく、本栖湖に下りきる前にずぶ濡れなってしまったが、蒸し暑さを解消するのにちょうどいい雨となった。
明日も天気が気がかりだ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです