麓の猛暑
2019.08.07
昨日、南アルプス南部縦走から麓の長野県飯田市南信濃へと下山した。
今日は再び、奥茶臼山の登山口へと標高を上げていく。標高が500メートルを切ったのは久しぶり、また、梅雨明けしてから、麓の暑さを実際に体感するのは今年は初めて。出発が遅くなったこともあり、1日で一番暑い時間を歩くことになってしまった。
熊伏山(くまぶしやま)を登った時から1か月半ぶりに、遠山郷(とおやまごう)を出発、途中、4年前にお世話になった廃校の木沢(きざわ)小学校にも立ち寄った。お世話になった方々とは再会できなかったが、猫のたかね校長には会うことができた。人懐っこい校長に癒され、一息を入れた後、下栗の里へと続くクネクネ道を歩きながら、じわじわと標高上げた。しかし、頭上からの日差しは容赦がなかった。時間とともに頭痛が激しくなっていく。汗をかく量も激しい。体が全く暑さに慣れてないのは明らかだ。
救いなのは、標高が上がれば少しずつ気温が下がってくれることだった。我慢を続け、標高が1500メートルを超えてようやく、一時の猛暑は感じなくなった。だが、頭痛は激しくなり、熱中症のような状態が続いた。
さらに、すぐとなりの南アルプスでは、大きな積乱雲が発達し、雷雨となりそうだ。明日は久しぶりの休養、最後の力を振り絞り、走った。がんばりあって、ギリギリでしらびそ高原に到着。直ぐにアイシングをして処置を施した。
早く南アルプスへと戻りたいそんな気持ちになった。この先も、熱中症の危険性が高い日が続く。