日記

機関車ジェームス
2019.07.21

大井川鐵道の金谷(かなや)駅から千頭(せんず)駅間を走る観光列車「機関車トーマス」。トーマスには赤い機関車ジェームスという仲間がいて、子供たちの夏休みが始まる今週末から走っている。毎週末走るトーマスを何度も見かけてきたが、川根本町での停滞も4回目の週末を迎え、まさかまさかのジェームスにも会うことができた。

停滞が長くなり、いつ明けるか分からない日々が続いたが、途中からは年間16日しか走らない機関車ジェームスに会えるかもしれないという期待感が生まれていた。トーマスの87日間とくらべれば、希少なことがわかる。

下泉にてトンネルを抜けてくるジェームスを待ち受けた。トンネルに入る警笛の音が聴こえ、蒸気を上げながら、赤くトーマスより少し小さな顔のジェームスが現れた。力強く引く客車には、たくさんの親子連れが乗っていた。
それから、40分ほど遅れて、最後となる機関車トーマスにも会えた。

過疎化や利用者減少で、廃線に追い込まれる路線が増えてきているが、このような取り組みで、観光の目玉として利用者を増やすことは素晴らしいことだと思う。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです