地元の小学校に招かれて
2019.07.18
川根本町(かわねほんちょう)での停滞中に出会った地元の方から、小学校で話をしてもらえないかと提案があった。停滞も今週一杯続きそうだったため、時間にはまだゆとりがありそうだ。
旅の最中に小学校で話をするのは、昨年の竹島以来とかなり久しぶりのこと。町でお世話になった恩返しも含めて、快諾した。
そして、地元の方々や小学校の協力により、川根本町徳山にある第一小学校にて、特別授業として、子供たちとの交流をすることができた。
約40分の授業時間の中で、自分の挑戦について話し、後半は子供たちからの質問に答えた。
「なんで山に登るの?」という質問から「旅中の資金はどうしているのですか?」という質問まで幅広く、全校生徒48名の小さな小学校だが、1年生から6年生までたくさんの子供たちが質問をしてくれた。
毎回の事だが、これからたくさん経験をしていく子供たちには、経験豊富な大人たちなら分かる言葉が、分からないことが多々あるため、分かりやすく伝えることの難しさを今回も感じた。久しぶりの機会に、新たな経験を積むことができ、子供たちや先生たち、地元の方々に本当に感謝でいっぱいとなった。
特別授業の最後は、子供が元気一杯に校歌を披露してくれ、昼食は一緒にとることができた。昼食後は、町内の他の小中学校とも、テレビ電話交流をして、予想以上に内容の濃い時間となった。
この日は地元の方々の未来を築く子供たちへの強い愛を感じることができた。
また一つ、川根本町での思い出ができたことに感謝だ。