ここまで南下しました
2019.06.25
朝から強い日差しを受けて、天竜川に沿って南下。山間部から浜松市へと抜ける唯一の国道のため、交通量は予想よりも多い。
すれ違う車の運転手のうち、どれだけの方が人通りの無い国道で「歩行者がいるかもしれない」と思って運転しているかと考えながら歩いた。
歩行者は弱い立場、運転手を信じて歩くか疑って歩くか…ただ、登山中での事故や怪我よりも圧倒的に自動車事故の確率の方が高いのも事実。
これまでの旅でもそうしてきたが、ただぼんやりと歩いているように見えて、実は歩きながらも常に目や耳で車の動きや音を察知して、身の安全に努めている
川根本町へと続く車道には、国道1号線まで南下しなくとも、山間部を通る国道362号線がある。しかし、その国道沿いには宿泊施設が少ないため、1つの宿泊施設で予約ができないと、その道を歩いて、川根本町へと抜けることができないのだ。案の定、全ての宿泊施設に断られてしまい、国道362号線を通り、川根本町へ入ることができなくなった。結果、この日は天竜二俣まで南下することとなり、明日はさらに南下し、3月上旬に通過した掛川市に宿泊となる。
自分でもまさか、再び国道1号線を越えて、東海道を歩くことになるとは思ってもいなかった。