浅間山
2019.05.10
嬬恋(つまごい)村はキャベツ日本一と愛妻家の町。湯の丸峠へと続く車道をせっせと登り、8時に峠へ到着。峠から登山道と林道を登り下りしながら、車坂峠に10時半に到着した。ちょっとだけ腹ごしらえをして、予定よりも出発時間が遅れたため、急ぎ足で、外輪山の黒斑山(くろふやま)へと登った。
雪はほとんど無いが、登山道は踏みかためられた雪が凍りついて残っていた。ドロドロになるのを承知の上で、アイゼンを装着して登る。外輪山の稜線へ出ると、下山してくる登山者とすれ違い始めた。
前回は黒斑山から、草すべりを下りて、賽(さい)の河原から前掛山(まえかけやま・入山規制レベル1のため現在はここが山頂となっている)を目指したが、今回は外輪山を繋ぎ、Jバンドから、賽の河原へと下りて、山頂を目指すことにした。遠回りとなるが、浅間山の見えかたや前回とは違うアプローチがしたくて、このルートを選択した。
初めて歩く外輪山は、どんどん変化する景色と、賽の河原から見上げる外輪山の迫力に惹かれた。
少し忙しくなかったが、縦走してよかったと思えた。
前回は前掛山へとつく頃にようやく雲が晴れて、ぎりぎり、浅間山の大きさを感じられたが、今回は終始見とれながら、無事に天狗温泉へと予定通りに下山することができた。
今日の浅間山は少し不気味さも感じるほど、静まり返っていたが、こんな日がすこしでも長く続けばと思う一方で、間違えなく火山活動は続いていて、今日は運よく登ることができたとも思わなくてはいけない。
前回は素通りした天狗温泉で、今回はゆっくり浅間山登山の疲れを癒した。
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