戸隠の神様に挨拶回り
2019.04.24
戸隠山(とがくしやま)、高妻山(たかつまやま)は古くからの修験の山。本来、奥社から続く表行場、裏行場と順に登っていく予定だったが、登る季節が変わったために、少しでもリスクの低いルートを優先するしかなく、戸隠キャンプ場側から、弥勒(みろく)尾根新道を登り、裏行場から縦走するコースを計画した。
そのため、登る前に奥社を経由することができないため、この数日の停滞期間で、事前に戸隠の神様に挨拶回りをするいい時間ができた。
小雨混じりではあったが、越水ヶ原(こしみずがはら)から中社(ちゅうしゃ)へと下り、戸隠五社の宝光社(ほうこうしゃ)へ向かった。
最初は日之御子社(ひのみこしゃ)へ、次に宝光社、神道を歩いて中社へと戻り、樹齢800年とも言われている三本杉の伝説にふれ、中社を参拝したあとは、本社でもある奥社へと向かった。
入口から往復4キロの参道には、雨天にも関わらず、多数の参拝者が歩いていた。随神門より先は杉並木となり、雰囲気は一層深まっていた。
奥社までの石段が始まる頃には、雪が参道にたくさん残り、奥社まで登る人、引き返す人がいた。
九頭龍社(くずりゅうしゃ)で参拝後、最後となる奥社へ参拝して、初めて戸隠五社へ挨拶をする事ができた。
あとは、登らせてもらえるコンディションがめぐってくるのを待つだけとなった。
朝の頭痛も少し軽くなり、空腹に鳥居前の蕎麦屋で、久しぶりの戸隠そばを味わった。
数日の停滞中に何度か戸隠蕎麦を味わうことができそうだ。