下見
2019.04.15
明日からようやく3日間天気が安定する予報がでた。長らく山が荒れていたため、雪の状況がわからなくなっていたこともあり、スキーで、笹ヶ峰の辺りまで下見に行くことにした。
明日からは初めてのスキー縦走となるため、念には念をという感じだ。
笹ヶ峰へと続く県道は、除雪作業中のため立ち入り禁止となっているということで、営業を終了したスキー場のゲレンデの端を登る。天気は緩やかに回復傾向だったが、妙高山は強い風で、雪煙が舞っていた。見るからに、今いる場所と山頂部の状況が違うことが分かる。
標高1500メートル程の池ノ峰辺りで、下見は終了した。当初予定していた。三田原山へと続く尾根を登り、高谷池ヒュッテに下りるルートを諦めて、池ノ峰から笹ヶ峰へと標高を下げずにトラバースして、ほぼ夏道と同じルートで高谷池ヒュッテを目指すプランに変更を決断した。
なぜかは、重装備を背負いながらの重たい雪の急な尾根道を登るとなると、予想以上に時間がかかることが予想されたからだ。
遠回りになっても、確実性の高いルートを選択することにして、池ノ平へと下りた。
初めてのスキー縦走だからこそ、焦らず不透明なところを下見により、明確にすることが大切だと改めて感じていた。