初新潟県
2019.04.03
今日も北からの冷たい風が吹く。日本海沿いの越中宮崎にあるヒスイ海岸にて初めてヒスイ探しをしてみたが、よく間違えると言われる「きつね石」に一喜一憂するに終わった。名物と聞く「鱈汁」を昼に食べ、境川を越えて、この旅初の新潟県へと入った。これで足を踏み入れていない都道府県は6道県となる。
新潟県糸魚川市内までは、親不知(おやしらず)の断崖に作られた国道を進むが、狭く見通しの悪いトンネルの連続で、たくさんの大型車に恐怖しながら走った。
親不知といえば、飛騨山脈が海へと落ち込んでいるところ、日本アルプス縦走する人にとって、スタート地点であり、ゴール地点でもある。
昔は北陸街道の最大の難所であり、波が打ち付ける中を歩き、自分の身を守ることが精一杯で、親は子を子は親を気にする余裕がなかったことから「親不知・子不知(おやしらず・こしらず)」と呼ばれるようになったそうだ。
今はそのようなことはないが、展望台から見下ろす景色は断崖絶壁で、命懸けだった事が容易に想像できた。