日記

初ワカサギ釣り
2019.02.04

冬の赤城山といえば、ワカサギ釣りだろう。初めて冬の赤城山に登ったのだから、凍った大沼を歩くだけではなく、ワカサギ釣りを体験しようと決めた。
この日は、朝から風が強く、昨夜の雨で氷の上は雪が溶けて、べちゃべちゃになっていた。

ワカサギ釣りの朝は早く、日の出前6時半から、常連さんはお手製のテントと道具を引きながら、そろぞれが当たりと思う場所で、スタンバイをする姿が見えた。ワカサギ釣りは朝早い方が、よく釣れると聞くが、午前中は用事があったため、午後からの短期決戦となった。

全くの初心者のため、ありがたいことに、インストラクターの方から手取り足取り教えていただきながら、13時から開始した。
目標は5匹。30分ほどで魚群探知機に反応が!なんと、ワカサギ釣りでも回遊するワカサギを魚群探知機でチェックするのだから驚いた。
インストラクター方の説明では、赤城山の大沼は魚の餌となるプランクトンが豊富なため、ワカサギの数は多いが、すでにお腹が一杯なために、釣るのが難しいという。1日やってもボウズの人はたくさんいるそうだ。
また、プランクトンの活動に合わせて、回遊するらしく、元気な朝の方が釣れる理由はそのためだそうだ。

ワカサギ釣りは根気強く、「123」と2秒間隔で小さな竿をしゃくりつづける。ワカサギの当たりが来ても魚が小さいために、素人は微妙な変化に気づくことがなかなか難しいらしい。
教えていただいたとおりにしゃくっていると、微妙な反応が!半信半疑で引き上げると、なんと!ワカサギが釣り針に引っ掛かっていた。嬉しさ半分という感じだ。なぜなら、自分で釣った感覚がなかったからだ。釣ったというよりも、釣らせてもらったという感じだ。
さらに1時間ほどが経ち、魚群探知機に再び反応が!今度は、自分で釣った感覚を味わえた。そして、太陽が傾き始め、次第にワカサギの反応もなくなった。

赤城山大沼は6時半から16時まで、ワカサギ釣りができる。釣果は…3匹♪初めてにしては上出来!?
ちなみにインストラクターの方は、8匹!さすがプロだ。釣ったワカサギは頼めば、宿泊先で天ぷらにしてもらえるという。
3匹では寂しいではないかと、インストラクターの方から、お裾分けを頂けた。夕食にワカサギの天ぷらをいただき、やはり釣りたてはふっくらしていて、とても美味しかった。
釣りをほとんどしないが、ワカサギ釣りははまりそうだ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです