4年前と同じだぁ~
2018.10.17
朝6時半、双六小屋を出発。予報は曇りのち雨から、晴れのち曇りになっていた。4年前は雪渓におおわれた笠ヶ岳への縦走路を歩いた。子連れの雷鳥との出会いが懐かしい。
昨晩同じ山小屋に泊まっていた登山者は、皆さん鏡平経由で新穂高へと下りていく。笠ヶ岳へと向かうのは僕だけだった。
うっすらと穂高連峰が見えたが、あっという間に稜線は霧に包まれた。
4年前は抜戸岳(ぬけどだけ)から続く稜線の先に笠ヶ岳がくっきり見えた。しかし、今回は望めなさそうな雰囲気だ。
前回は登らなかった抜戸岳を登り、雷鳥の群れに会う、もしかしたら4年前は子供だった雷鳥かな?と話しかけた。
2日前に笠ヶ岳山荘は今年の営業を終えていて、静まり返った山荘の前で、弁当を食べながら、笠ヶ岳が晴れてくるのを待った。
1時間ほど待ったが、山荘から見える笠ヶ岳山頂は見えたり見えなかったりを繰り返した。前回は山頂に登ると同時に、雲に包まれて、山頂からの展望と出会うことができなかった。今回は…とギリギリまで雲が一瞬で晴れることを待った。だが、下山のコースタイムは7時間と長いため、今回も山頂からの展望は、またの機会となった。
まぁ~仕方がない!これが山だ♪と気持ちを切り替えて、2週間ぶりの麓へと下山した。
2週間ぶりの温泉、2週間ぶりの標高1000メートル、2週間ぶりのアスファルトの新穂高温泉に午後4時に笑顔で立った。
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