縦走開始
2018.10.05
後立山連峰縦走2日目の朝は、富山づくしの朝食と小屋のスタッフと一緒にラジオ体操から始まった。
本格的な縦走は今日からとなる。
2日目の行程は朝日小屋~水平道~雪倉岳~白馬岳~白馬山荘までのコースタイム8時間ほどとなる。
ゆっくり目の7時半に、小屋のスタッフ全員から「万歳♪万歳♪万歳♪」と三唱いただきながら出発した。水平道は見事な紅葉で、今年一番といっていいかもしれない。
所々に木道と池塘が点在し、雪倉岳や白馬岳方面は雲に隠れたままだが、自分が登頂する頃には晴れることを信じて、のんびりと歩みを進めた。
雪倉岳への登りが始まると徐々にハイマツと岩の山肌が増え、北アルプスらしさが出てきた。
3年前は山の名のごとく、真っ白い銀世界の中での登頂だった。今回は坑山道沿いの谷間の紅葉を見下ろしたり、雷鳥と出会えたりと、違う表情の雪倉岳に登ることができた。
雪倉岳から白馬岳へと近づくと霧がかかり、山頂部は隠れたが、岩や砂礫は白くなり、山頂が近づいてくるのがわかる。
三国境で北アルプス最初の三県合流点(富山県、新潟県、長野県)を通過して、間もなく三度目の白馬岳に登頂した。
後立山連峰最高峰から見下ろす白馬大雪渓や、崩壊した東斜面の荒々しさは健在だった。
そして、この旅ではお馴染みの白馬山荘へと入った。白馬山荘からの立山連峰や白馬三山の山々は相変わらずの美しさ。2日目も充実の山行となった。
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