昨日、大門山から麓に下山し、携帯電話の電波が回復した時、目を疑うようなニュースが飛び込んできた。それは故郷北海道で最大震度7の地震があったことだ。電話が繋がるかどうかも分からずに、直ぐに実家へ連絡した。富良野市は震度4だったために、大きな影響はなかったが、北海道全域で停電、断水しているという。
また、震源地に近いエリアではたくさんの友人知人がいるため、SNS等で連絡を取り合った。皆無事との連絡に、ひとまず安心した。一夜が明けて、早朝からニュースに食い入った。

最大震度7となった厚真町は景色が一変。
山という山が崩れ落ちていた。その中に、家屋の一部が見えた。
死者、心肺停止の数は行方不明の数が減るたびに増えていく。
夜中3時の大地震に飛び起きて、一瞬何が起きたのか分からなかっただろう。
今年3度目の大きな地震に、島根県での地震に遭遇した時のことが重なった。
SNSでは「チャレンジなんかしている場合かよ!」という書き込みもあったが、自分にできることをするという気持ちは揺るがなかった。
友人たちには、「これまでも幾度となく自然の猛威にさらされてきたけど、そのたびに立ち上がってきた。今回もきっと大丈夫！」と送った。今できる精一杯の言葉だった。

最後に、今回の地震により犠牲となった道民の皆様に深くご冥福をお祈りいたします。