日記

山頂までは924段
2018.08.29

昨日の土砂降りから、夜明けまで雨が残ったが、次第に雲は晴れ、暑さが戻った。しかし、風は気持ちいい。
高原を横切って、林道でさらに標高を上げて、登山口に到着。30分足らずで御堂のあるいっぷく平に到着。鷲ヶ岳(わしがたけ)の名の由来となる藤原頼保公と大鷲が鷲ヶ岳をバックに祀られていた。元々は雲ヶ嶽といわれていた山が、天皇の命を受けた頼保公たちが人々を苦しめていたという大鷲を退治し、天皇に子鷲を献上したことにより、鷲見(すみ)の姓と八つの土地を賜ったことで山はいつしか鷲ヶ岳と呼ばれ、土地の名も鷲が付くことになったという。
青空に羽ばたく鷲のような形にも見えた。

山頂までは、924段の急な木段が続き、登山口から1時間程で登れたが、この木段の印象は強く残った。白山や北アルプスは雲が残り、見えなかったが、そのおかげか、明日登る大日ヶ岳の雄大な姿が際立った。
山頂でゆっくりと過ごして、雨上がりの透き通った空気をいっぱい吸ってから下山した。

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