大峯奥駈道はまだ続いていた!
2018.07.22
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)縦走から1日休みを入れて、竜門岳へと向かった。
今日から大半の子供たちは夏休みが始まる。水が綺麗な吉野川上流へ、朝からたくさんの車が、走り去っていく。登山口付近に住む地元のおじさんに竜門岳について聞くと、昔は学校登山でよく登って山頂から景色をながめたが、今は山頂まで杉に覆われてしまい景色は全く見ることができないという。景色を楽しむのは早々にあきらめ登りはじめた。
登山道には、竜門岳の歴史が解説され、中腹に竜門寺があり、名高い武将や著名人が参拝に来ていたという。また、宿坊も数多く建ち並んでいたそうだ。しかし、少しの面影はあるものの、ほとんど姿形は無くなっている。ここもきっと神仏分離の影響を受けたのだろう。
山頂への道のりはというと、かなりの急登で、まだ大峯奥駈道が続いていたのではないかと思うほどだった。汗だくになりながら、山頂に立った。
山頂の社でお礼を伝え、下山した。
あまりにも、大峯奥駈道の内容が濃いものとなったために、竜門岳から倶留尊山までの4座は中継ぎのように感じてしまうかもしれない。
※こちらの写真は吉野川。蛇行が美しい。
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