日記

いざ!四国の山へ
2018.04.26

2日前に1日中雨となり、水を差された感じとなったが、今日からいよいよ四国の山へと本格的に足を踏み入れる。
四国は全9座、そのうちの5座が今日から5日間の縦走で踏破することになる。初日は赤石山系の麓の町、新居浜市よりスタートし、標高差1500メートル以上を一気にかけ上がる。
麓は季節外れの暖かさで、夏を感じるが、標高を上げることで、季節を遡ることになる。

情報では、すでに標高の高いところでも、アケボノツツジが咲いているという。初めての四国を代表する縦走路で、四国ならではの春を感じられると思うと、心が高なった。
新緑に燦々と太陽の光が当たり、葉を透かして、こぼれた光が登山道を照す。足元にはキラキラと光る石や天然の水晶まで見つけてしまった。
初めて見るアケボノツツジは、大きな花弁を太陽に向けて、鮮やかな桃色だった。また、東赤石山といえば、山頂付近に自生する五葉松。地元の園芸家のご主人は小さな頃から、父親に連れられて、東赤石山まで種を取りに来たという。

そして、東赤石の山頂が迫ると、岩質は一変し、その名の通り、赤石岩の群れが山を形成していた。
2年ぶりの東赤石山ではあったが、初めて登った山のように発見の連続となった。山頂を去るのが惜しくなり、夕暮れまで山頂で静かな時間を過ごした。

 

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