日記

ヤギのモモちゃん
2018.04.23

今治市での休養明けは、例年通りの気温に落ち着いていた。
藤堂高虎氏が築いた今治城の天守閣より展望を眺めてから、この日の目的地西条市(さいじょうし)まで歩き出した。
道中、松林と白い砂浜がきれいな唐子浜(からこはま)を歩き、今治藩の藩主松平家の墓にや道の駅にも立ち寄った。
また、愛媛県と言えば「ミカン!」。覚えきれないほどのミカンの品種を試食することもできた。
お遍路さんともふれあい、30座目の石鎚山の名前が駅名となっている駅で記念撮影をして、石鎚神社本社にて神様にご挨拶もすることができた。神門よりも先は別世界の空気感があった。

この日の出逢いの中で一番は、モモちゃんというヤギを飼っているおじさんとの出逢いだった。5才になるモモちゃんのお腹とお乳はパンパンに膨らみ、出産間近という。
ヤギにはこれまでも何度かあってきたが、ちょっぴり荒々しいため、人懐っこいイメージがなかったが、モモちゃんはすごく人懐っこく、首の下をさすると優しい表情をした。モモちゃんは出産は2度目となるそうで、出てくる子供の引き取り手はすでに決まっているとのこと♪
ご主人は畑の雑草を食べてもらうためにヤギを飼い始めたのだが、舌が肥えてしまい、雑草は食べずにブロッコリーや大根の葉しか食べなくなってしまったそうだ。
また、ヤギのミルクは濃厚で美味しいらしいが、モモちゃんが飲ませてくれるのは、子供たちの授乳が終わってからという。それまでは飲ませてくれないらしい。昔は牛乳は高価で手に入りにくかったそうで、ヤギを飼う家庭も多かったそうだ。
無事に元気な子を産んでねと、頭を撫でて、今日の目的地「石鎚山駅」へ向かった。

石鎚山駅で石鎚神社の本社近いことを知り、石鎚山に登る前に立ち寄るべきだと思い、参拝へ向かった。
夜が更ける中、西条市内へ走っていると、バッティングセンターを発見し、100球打って汗を流した。すでに走っていたから汗だくだったが…
久しぶりのバッティングセンターで、明日は変なところが筋肉痛になる予感がした。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです