イチゴ狩り
2018.04.04
久しぶりの雨は、北風とともに寒さも連れてきた。海も昨日までとは一転、どんよりとしていて、今日は淡々と進む日になりそうだ。
午前中のテンションは一定で、この日の一日一山となる島根県立万葉公園内の丸山を目指した。
国道から一本中の通りに入ってすぐの所に、イチゴののぼりが立っていた。
「おっ!」と直ぐに反応し、もしかしてイチゴ狩りができるのかな~と覗き込むと、5月まで開催中とあった♪こりゃラッキー!九州でイチゴ狩りができる場所に遭遇することができなかったので、予想外の場所でイチゴ狩りができることに一気にテンションが上がった。
品種は酸味と甘味のバランスがいいザ・イチゴといわれる「紅ほっぺ」と酸味が少なく甘さが強い「かおりの」の二つ♪食べ比べができるのは嬉しかった。
先ずは王道の紅ほっぺを!ホイップクリームがほしくなるイチゴらしい味に舌鼓。色がよく、大きくて、艶があるイチゴに目を光らせながら、パクパクと食べ続けた。
今年の出来栄えを食べながら聞くと、冬の寒さが厳しく、その影響でイチゴの成りが悪いそうだ。また、ハウス内の温度を5度以下に落とさないようにする調整や、ハウスに積もる雪の対策などに苦慮されたという。さらに、ここ最近の暑さでハウス内は過酷な環境となり、その変化で病気も出てしまったり、受粉用に蜜蜂を利用しているのだが、蜜蜂にとってもしんどい状況だったとのことだ。寒くても暑くてもダメと、イチゴの栽培も想像以上に難しいことを知った。
制限時間は40分だが、ほとんどの人はそんなにたくさん食べられないと、生産者の方が教えてくれた。それでも中には強者がいて、100個以上食べて、ヘタをいれる袋をいっぱいにする人もいるそうだ。イチゴ狩りの楽しさは自分で美味しいイチゴを探しながら獲って、食べるところにあるそうで、まさにその通りだと思った。
ついつい子供のように一つでも多く食べたくなってしまう。目指せ100個だったが、生産者さんの言うように、イチゴはほとんどが水分の為、小さい割にはあっという間にお腹がふくれてしまった。結局50個ほどで終了、腹九部位になった。
思わぬ所でのイチゴ狩りの効果で午後のテンションは高めをキープ、、風雨の強さが増しても、笑顔で乗りきることができた。不思議なイチゴパワーに感謝だ。
ただ、午後はトイレの回数が増えたのには困った(笑)。