基山の草スキー
2018.03.18
貸しきりとなったキャンプ場を出発する朝、暗いうちから出発の準備を進めたが朝食後にちょっと腹休めと思い、ゴロリとしたら…チュンチュンチュンと鳥の鳴き声に気づき、パッと起きると!あっ!!7時の出発時間を過ぎてしまっていた。
あちゃーとあわてて準備をして、出発出来たのは8時過ぎとなってしまった。
脊振山(せふりさん)系縦走再開するために、九千部山(くせんぶやま)まで登った。しかし、登るなかで昨日の長い雷山からの縦走と1日50キロの移動に体はバキバキに凝り固まっていた。疲れも抜けきっていない感じだった。
予定では、基山(きざん)から二日市に下山して、福岡県の名山宝満山(ほうまんざん)に登ろうと考えていたが…出発が遅れたことや体の疲労具合から宝満山へ登ることは早々にあきらめた。そして、長い脊振山系の〆は基山の草スキーとした。
佐賀県で潟スキーが季節外れのためできなかったので、地図で基山の草スキーの存在を知ったときはテンションが上がった。さらに土日祝日のみできるとあったので、タイミングもバッチリだった。
九千部山からは静かな林間を行く登山道と林道をつないで、子供たちの声が響く基山にはお昼に到着した。
キレイな枯れた芝の上をレンタルした特製のソリで滑る親子の姿を見ながら、ランチをした。そして、1台300円でレンタルできる木製ソリを借りて、お腹一杯になるまでたくさんの子供たちに混ざって、繰り返し滑っては草の斜面を登った。
草スキーは芝が枯れる春と秋にできるとのこと。今年も基山に毎週末子供や親御さんの笑顔が溢れる季節がやって来た、ということだ。
2時間ほど遊びつくし、基山の山頂に登頂してから、古い歴史のある二日市温泉で脊振山系縦走の疲れを癒した。
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