日記

糸島の海
2018.03.15

最高のコンディションとはいかなかったが、予報よりはおだかな1日となりそうだった。
カヤックや必要な道具を車に積み込み、いざ車に乗り込み出発!…とは僕の場合は行かない♪旅の途中で遊びに行くにも、もちろん移動は歩き!松本さんの家から、海までは9キロほど、往復で19キロほどとなる。遊びも一苦労だが、自分で決めたことだから、最後まで貫く。

唐津でスタンドアップパドルのツアーガイドをしている友人を誘って、集合場所の10時に弊の松原(にぎのまつばら)の海岸に集合した。海は少し風があったが、のんびり漕ぐには支障はない程度。先に到着していた友人と松本さんはさすがお互い海をフィールドとして活動するもの同士、すでに意気投合していた。実は今回、僕にはある狙いがあった。同じフィールドで異なるアクティビティを用いて、ツアー活動するもの同士が知り合い、意見交換をして、新たな発見やアイデアが生まれ、可能性が広げられるのではないかというところ。さらに横の繋がりも生まれる。たった一度の出会いにより無限の可能性が生まれると考えている。

話をしながらも早速海に出る準備をして、11時前に出発した。目的地は松本さんがおすすめするポイントで、日本三大玄武洞のひとつ「芥屋の大門(けやのおおと)」を見に行く。

出発から30分ほどで、岬の先端が見事な柱状節理になっている芥屋の大門がはっきりと見えてきた。正面に回り込むと、正面は映画の世界のような暗く大きな口を開けた玄武洞が現れた。こんなに大きな柱状節理を海から見たことはなかったので興奮が収まらなかった。入口に近づきながら見上げると、六角形や八角形の柱状節理が今にも落ちてきそうで、圧迫感と同時に迫力があった。恐る恐る、暗く細く続く中へと入った。中から外を見ると光の柱が伸びていた。とても幻想的な時間となった。

約2時間、松本さんや友人と色んな話をしながら、シーカヤックを漕ぎ再び弊の松原に戻った。期待以上のファンシーカヤックを楽しむことができた。スタート地点に戻り、片付けたあと再び走って戻った。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです