日記

初別府
2018.02.21

大分市内を抜けて大分駅へ。もちろん電車に乗るのが目的ではないが、長らく田舎を歩いてきたので、久しぶりに街の雰囲気を味わいに来たのだ。
旅をしていると曜日間隔がなくなり、日常といわれる生活が非日常となる。だから、今日は日常を感じるために、駅のスターバックスコーヒーで1時間ほど駅前を行き交う人を眺めた。
この先、約2年旅を続けたらこんな生活に戻れるのだろうか…と思うことも。しかし、気持ちは落ちているわけではない。
街には違和感のあるでっかいバックパックを再び背負い、別府温泉へと向かった。

別府に入ってすぐ、気づかなければ通りすぎてしまうような共同浴場を発見!場所によっては地元の人しか利用できないこともあるため、窓口のおじさんに聞くと、たった100円で入浴できるとのことだった。さらにびっくりしたことは、別府温泉の共同浴場は全部で75ヶ所もあるとのこと、さすがおんせん県大分だ!そのほとんどが100円で入浴できるという。とはいえ、1週間滞在しても全てを回るのは難しそうだ。
10ヶ所巡ろうと思っていたが、温泉はどこも熱く、3ヶ所目で一旦断念。立ち寄り湯もかなり体力が必要だと感じた。

途中、空腹を満たすべく地元の方から教えていただいた「友永パン」へ行った。大正5年創業の老舗パン屋はかなりの人気店で、特にあんパンは売り切れてしまうそうだ。回転率がいいため、焼きたてをいただくことが出来た。評判通りすごくおいしかった。合わせて二番人気のバターフランスも上手かった♪

温泉で地元のおじさんとの会話や、アーケード街の雰囲気など少しだけ別府温泉の今を感じることが出来た。結局共同浴場巡りは5ヶ所入ったところで終了。この続きは次回以降にしよう。また別府温泉に来る理由が出来た。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです