日記

今日き亭
2018.01.06

今日も海上のコンディションが整わないため、竹島にて停滞2日目となった。
防波堤から海を見て、朝食後に竹島の歴史に触れようと散歩に出かけた。

昼に定期船の到着に合わせて戻り、いつ出港するかわからないドキドキ感の中、フェリーに乗り込み食料を買い足した。
その後、再び島を歩き、夕暮れ時には、おんぼ岬から威風堂々とした姿の硫黄島と夕焼けを見に行ったりして過ごしていた。

夜、NPOの活動でボランティアをしている若者たちが全国から竹島に集まり、店のない竹島で1日限りの「今日き亭」という居酒屋を開くと聞き、島の人たちとの交流とその活動に興味があったため、行ってみることに。
島の集会場にはすでにたくさんの島民で賑わっていた。ボランティアのほとんどが学生のため、島で彼らの活動を支援している方々のサポートを受けながら、笑顔で来店するお客さんを迎えたり、一緒に会話の輪に加わったりしていた。

活動について聞くと内容は多岐にわたり、ここ竹島ではお店がないということで、居酒屋を開けば島民の皆さんが喜んでもらえるだろうという狙いがあり、実施しているそう。
九州本島に渡らなければ、普段なかなか食べることの無いメニューもたくさん用意されており、子供から大人まで、終始笑顔で溢れていた。
僕も島の人たちの生活や価値観に触れ、明日は笑顔で開聞岳に向けて出発できそうだ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです