益救神社
2018.01.03
海が荒れているため、今日の海峡横断は見送った。
日中、昼食と海を見るために散歩へ。途中、元日の出発前に初詣をした益救神社(やくじんじゃ)へ無事に下山できたことのお礼をしにいく。
益救と書いて「やく」と読むのだが、この神社はかなり特別だということがわかった。
南島唯一の式内社(しきないしゃ)らしく、救いの宮とも言われ、さらに宮ノ浦岳はこの神社の奥宮という。
昨日、嶽詣りをした祠がそうなるとこの時初めて知った。そして、この地で今でも山や屋久杉を神と崇める風習は残っていて、季節毎に地元の人たちが嶽詣りをするのだが、これも立派な山岳信仰の一つ。
よく聞く白装束を身にまとった修験者が歩く山岳信仰とは違うかたちがあることを知った。